Buildix

2006年7月7日

継続的インテグレーションの利点について何度も語ってきました。そのような環境を構築するには、継続的インテグレーションサーバーとソースコード管理システムが必要です。プロジェクトをスムーズに実行するには、バグの追跡などを目的とした課題追跡システムや、プロジェクトに関するあらゆる知識を収集するウィキがあればさらに便利です。

これらすべてを備えた適切な環境を整えることは、想像以上に大変な作業です。新しいプロジェクトでは、すべての機能を備えたビルドサーバーを構築するために1週間ほど無駄にするのも仕方ないとわかりました。前にも述べましたが、私たちのロンドンオフィスでは非常に優れたデプロイメントチームが育っており、その主な仕事のひとつはビルドサーバーの構築でした。

いくつかのThoughtworksのプロジェクトで試用を重ねた後、今ではどなたでも利用できるようになりました。Buildixは現場でThoughtWorkers(非常に要求の厳しい人々)によってテストされ、無料で利用できる完全な開発サーバーです。

無料なのは、オープンソースのソフトウェアのコレクションで、デプロイメントの技術者(Chris Read、Julian Simpson、Tom Sulston)が冷蔵庫で見つけた魔法の粉を少し加えて統合したものだからです。

サーバーは、オペレーティングシステムとしてKnoppix(Debian Linuxディストリビューション)を使用しています。ライブCDなので、試す場合はCDドライブがあれば実行できます。このようなライブCDの場合、ハードドライブに簡単にインストールして、すぐに使用できるサーバーが手に入ります。VMWareイメージもあります。

ボックスにはSubversionCruise ControlTracがあります。必要に応じて、Samba(Windowsの共有を提供)、DNS、DHCPを実行するように設定することもできます。

ChrisJulianによるブログ投稿で詳細を確認してください。