スローンの見積もり

2004年6月22日

XPスタイルの計画を使用している場合、開発者からすばやく意見の一致した見積もりを取得する必要があります。見積もりを投げると、開発者がある見積もりについて同様の考えを持っているのか(メモして進むことができる)、意見が一致しないのか(ユーザーストーリーについてさらに詳しく話す必要がある )を素早く判断できます。

基本的な手順を以下に示します。顧客は見積もる必要があるストーリーのリストを作成します。各ストーリーについて

  • 顧客はストーリーを開発者に簡潔に説明します
  • 開発者はストーリーについて明確にするための質問をします。実装方法に関する技術的な問題については議論せず、顧客の観点からスコープについて尋ねるだけです。
  • 3までカウントすると、開発者は指でストーリーにいくつのNUTがあるかを示します。これは、じゃんけんをするのと同じように、同じようなペースの投げ方で数値を示すことができるため、スローンの見積もりと呼びます。
  • ほとんどの見積りが類似していれば、スクライブはその見積りを書き留めます。見積りに大きな違いがある場合は、ストーリーをさらに詳しく議論し、実装方法の技術的な問題を検討する必要があります。

使用できる指の数にさまざまな規則を使用できます。私が見たあるプロジェクトでは、1または2本の指で1または2つのNUTを示し、3本の指でストーリーが大きすぎて分割する必要があることを示しました。別のグループは、1~4個のNUTには指を使用し、5本の指で大きすぎることを示しました。ストーリーに問題があり、見積もることができないことを示す規則があることが重要です。多くの場合、大きすぎるためですが、テストできない場合やその他の問題がある場合もあります。

この手法を使用しているチームは、見積もりが簡単なストーリーについて大幅に議論することを避け、問題の多いストーリーに時間を集中することにより、ストーリーを非常に迅速に見積もることができるとして報告しています。これにより、全員が推定プロセスに参加できます。また、楽しいという利点もあります。

2014年6月26日に再投稿