UMLモード

2003年5月28日

UML 2を見ていて、UMLに何を含めるべきかについて人々の考えが異なるのは、UMLの本質に関する根本的な見解が異なるためではないかと思いつきました。これについて考える中で、UMLについての考え方を3つに分類しました。 UmlAsSketchUmlAsBlueprint、およびUmlAsProgrammingLanguageです。(興味深いことに、スティーブ・メラーも同じ分類を独自に考え出しました。)

したがって、UMLに対する他の人の見解が自分自身の見解とはかなり異なって見える場合は、自分が使用しているモードと異なるモードを使用していることが原因である可能性があります。また、UMLに対する認識は、それが導入されたモードによって影響を受ける可能性があります。

異なる未来?

私や他の一部の人がUML 2で抱えている問題の1つは、その精度を高めるために導入された多くの変更、つまり主にUmlAsBlueprintおよびUmlAsProgrammingLanguageに適したものにするための変更です。しかし、これらの変更によりUMLの全体が大きくなり、UmlAsSketchを好む人にとっては理解しにくくなっています。私の感覚では、スケッチ愛好家は多数おり、UMLの標準の詳細に浸ることにそれほど関心がないようです。そのため、UMLが似て非なるものに分岐する可能性があると考えています。標準UMLとスケッチ愛好家向けの慣習的で非公式な使用法です。問題点は、これが起こると、非公式な使用法は標準の詳細からさらに遠ざかるにつれて分岐してしまうことです。

実際、UML以外の書籍でUMLの使用方法を調査した結果、これはすでに起こっています。